
ようこそ、茶道の世界へ
裕翠庵財団
裕翠庵財団は、慈善活動を目的として組織・運営されています。当財団は、以下の二つの主要目標に基づき活動を行っています。
第一目標は地域社会における「茶道」の紹介と促進です。茶道の素晴らしい教えを一人でも多くの方に理解していただくため、裕翠庵での茶道指導やデモンストレーションを実施しています。また、マリブ、サンタモニカ、パシフィックパリセード地域のコミュニティセンターやペッパーダイン大学でもデモンストレーションを行うなど、積極的に活動しています。長年日本の生活に息づいてきた茶道の美と哲学を、宗裕自身の経験を通してご紹介しています。
第二目標は’恵まれない人々や被災者への支援です。当財団は、恵まれない貧しい人々や災害で苦しんでいる人々を援助する慈善団体をサポートしています。これまで長年にわたり、口唇裂症の子供たちを支援するスマイルトレインや、国境を越えた奉仕医療団体を支援してきました。2011年の東日本大震災で壊滅的な被害を受けた被災者へも援助を送っています。さらに、次世代の日系社会発展のため、ロサンゼルス市ダウンタウンの武道館プロジェクトも支援しています。
私たちは、一人ひとりのささやかな親切がこの世の中をより良い世界へと導くと信じています。茶道のクラス受講やご寄付を通して、共に地域社会をサポートすることができます。皆様のご協力をお願い申し上げます。
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上杉宗裕
上杉宗裕は日本の広島で生まれ、幼少の頃から伝統文化に触れて育ちました。しかし、伝統文化にさほど興味を持たなかった宗裕がその真の素晴らしさを認識したのは、アメリカ留学がきっかけでした。日本を離れ、外から故郷を眺めることで、それまで気づかなかった日本の良さや美しさが明確に見えるようになったのです。この経験を経て、宗裕は故松本宗静先生のもとで長年にわたり裏千家茶道を師事しました。宗裕の目標は、自身の体験を交えながら、茶道の教えが持つ奥深さと素晴らしさを多くの人々に伝えることです。
また、宗裕は、思いやりの心がこの世の中をより良い世界へと導くと強く信じています。そのため、災害や被害に遭われた方々、そして口唇裂症の子供たちを支援したいという思いから、裕翠庵財団を創設しました。
